「現在完了形」と「過去形」ってどう違うの?現在が完了って意味不明…英語講師がくわしく解説します。

みなさま、こんにちは。英語講師のまのともです。

中学英語の中で、わかりにくいのが「現在完了形」。

現在が完了するなんて意味不明です。

「そんな意味の分からない文法なんか役に立つの?」と思いませんか?

実は、現在完了形は、ネイティブがふつうに使う表現なのです。

毎日、毎日使ってます。

英会話をマスターするには、現在完了形を使いこなせた方がいいのです。

いったいどうすれば、現在完了形を理解できるようになるのでしょうか?

今回は、だれでもわかる現在完了形の勉強法をご紹介します。

現在完了形がわかるようになれば、英語力はぐんとアップします!

では、さっそく始めましょう。

英語長文が読めない理由とは

単語をたくさん覚えた

文法も勉強した

でも英語長文が読めない…。

なぜ、読めるようにならないのでしょうか?

くわしい理由はこちらをごらんください。

現在完了形ってなに?

現在完了形は、「have+過去分詞」の形です。

I have finished my homework.

もう宿題終わったよ。

これが、現在完了形です。

現在完了形には、「完了」「経験」「継続」「結果」を表すことができます。

【完了】

I have finished my homework.

もう宿題終わったよ。

「もう終わってしまった」すなわち「完了した」ことを表しています。

【経験】

I have been to Hawaii.

私は、ハワイに行ったことがある。

「ハワイに行きました」という単なる過去の出来事ではなく、「行ったことがある」という経験を表しています。

【継続】

I have lived in Tokyo for 3years.

私は東京に3年間住んでいます。

「住み続けている」という「継続」を表しています。

【結果】

She has gone to Italy.

彼女はイタリアに行ってしまった。

これらが現在完了形の4つの用法です。

「have been」と「have gone」の違い

ここで、注意したいのがhave been」とhave goneの違いです。

①She has been to Italy.

②She has gone to Italy.

この2つはどのような違いがあるのでしょうか?

She has been to Italy.は、「イタリアに行ったことがある」という経験です。

一方、

She has gone to Italy.は、イタリアに行ってしまった。(その結果)「今はいない」ということを表しています。

have been」は行ったことがあるという経験

have gone」は行ってしまった。だから今いないという結果

ぜんぜん意味が違いますよね。

「行ったことがある」の意味では、go(gone)は使えません。

この使い分けは大切なので、しっかり覚えましょう。

「現在完了形」と「過去形」の違いって何?

混乱するのが、「現在完了形」と「過去形」の違いです。

過去のことをなんでわざわざ現在完了形を使う必要があるのと思いませんか?

いや、「そもそも使い分け方がわからない」という人も多いです。

まず、押さえておくべきことは、現在完了形は「現在」であるということ。

「過去」ではありません

だから、過去を表す言葉である、「yesterday」 や「ago」などは使えないのです。

【完了】

I have finished my homework.

これは、「今宿題を終わらせたという状態にある」という感覚。

「もうやっちゃったよ」

「今ちょうど終わったところなんだ」

という間近に起こった「ホヤホヤ」感を出しています

これを過去形にすると、

I finished my homework an hour ago.

「私は1時間前に宿題を終えました」

今ではなく、「単に過去のこと」を言っているだけです。

【経験】

I have been to Hawaii.

私は、ハワイに行ったことがある。

現在完了形を使うと、「今までの経験」を表します。

iいつでもいいから今までで」と、今現在のことを話しています

I went to Hawaii last week.

過去形にすると、「先週行きました」という「単なる過去」の出来事を言っているだけです。

【継続】

現在完了形を使うと、今のことを表します。

3年間東京に住み続けて、「今も住んでいる」という意味があります。

つまり、「3年間住んだ」ということだけでなく「今も東京に住んでいる」ということも同時に伝えているのです。

過去形になったらどうでしょうか?

I lived in Tokyo for 3years.

「東京に3年間住んだ」と単なる過去のことを言っているだけです。

そしてここが大切。

今はたぶん東京に住んでいないという意味が含まれているのです。

わかりやすい例が、

I lost my key.」と「I have lost my key.」の違いです。

「I lost my key.」は「カギを失くした」という単なる過去のこと。

失くしたカギは、今はもう見つかっているかもしれません。

では、現在完了形の「I have lost my key.」はどうでしょうか?

カギを失くした」そして、「今も失くした状態が続いている」。

つまり、「今もまだ見つかっていない」という意味が含まれているのです。

「カギ失くしちゃった…ヤバイ。家に入れないよ!」

こんなシーンが浮かんできますよね。

これが、現在完了形なのです。

【結果】

She has gone to Italy.

これは、彼女はイタリアに行ってしまって「今はここにいない」ということを表しているのでしたよね。

She went to Italy.

過去形にすると、「彼女はイタリアに行きました」と単なる過去のことを表しています。

つまり、「今は帰ってきているかもしれない」という意味が含まれているのです。

Simple English Magic 81/シンプルイングリッシュ

まとめ

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いかがでいたか?

現在完了形は、慣れてくれば、とても便利な表現です。

How are you?

英語の勉強を始めたばかりの時に、習ったフレーズです。

意味は、「調子はどう?」ですよね。

How have you been? これも同じ「調子はどう?」という意味です。

どうやって使い分けるのでしょうか?

「How have you been?」と現在完了形にすることで、しばらく会っていなかった人に使うことができます。

最後に会ってから今に至るまでの「長い時間」を感じ取れますよね。

しばらく会っていなかったけれど元気?という意味になります。

このように、現在完了形の使い方がわかると、英語がぐんと上達します。

現在完了形は、ネイティブの日常会話でよく出てくるので、アンテナを張って聞いてみてくださいね。

さいごに

「リスニングが速くて全然聞き取れない」

「英語長文を読むのに時間がかかる」

「長文問題を読み終わった後、内容が頭に残らない…」

このような経験はありませんか?

英語が「読めない」「聞き取れない」原因は、英語の処理能力が遅いから。

英語を英語の語順のまま理解できないので、英文を読むスピードが遅く、聞き取ることができないのです。

学校の授業では、英文を日本語に訳して理解します。

英語と日本語では語順が違います。

英語を正しい日本語に訳すには、「返り読み」が必要です。

たとえば、I play tennis.を日本語に訳す場合、英語の語順では、「①私は」「②する」「③テニスを」です。

日本語に訳すと「①私は」「③テニスを」「②する」です。

英文を頭から読んでいたのに、「play」を飛ばして「tennis」に目線を向けなければいけませんよね。

これはかんたんな英文ですが、長い文章になると目線をあっちこっちに移動させなければいけないので大変です。

「英語長文を最後まで読んだけれど、内容が頭に残らない」というのは、「返り読み」の作業に集中して、意味を理解する余裕がなくなってしまうからなのです。

「返り読み」のせいで、英語長文が読めない人が大量に増えています。

では、リスニングが聞き取れないのは、何が原因でしょうか?

「ネイティブの速い音が聞き取れない」と思いがちですが、原因は「音」だけではありません。

「英語を英語の語順のまま理解する力」が足りないからです。

リスニングでも「返り読み」で意味を理解しようとする人がとても多いです。

聞き取れた英文を頭の中に思い浮かべ、返り読みをして和訳しているのです。

リスニングは一発勝負

頭の中で返り読みをしている時間はありません。

聞いた瞬間に理解しなければいけないので、日本語に訳していたらリスニング音声はどんどん先に流れて行ってしまいます。

英語を英語の語順のままに理解する「英語脳」を身につけないと、長文読解もリスニングもいずれ頭打ちになります。

英語脳を育てるための勉強法と、おススメの教材については、こちらの記事をご覧ください。

英語力がアップすることで、自信がつきます。

さらに自分の能力を引き出すことができるのです。

毎日を、より豊かに過ごせるよう応援しています!

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