【英文法の学習法】英文法の勉強は必要ない?!英語講師が解説します!

こんにちは。高校・大学受験塾で英語講師をしている『まのとも』です。

英文法が苦手な人はとても多いです。

問題集は解説を読んでもわかりづらいし、参考書も分厚すぎて読む気にもなれません。

学校では、「とにかく暗記しろ」と言われるばかり。

「結局、どうやって勉強をしていいの?」と困ってしまいまよね。

実は、文法の勉強は、やりすぎると逆効果になるってご存じでしたか?

ある程度のレベルまで達したら、文法とは「おさらば」した方がいいのです。

それは、なぜでしょうか?

今回は、英文法の効果的な学習方法をご紹介します。

文法の勉強から早く脱出して、次のステージに進んでいきましょう!

英語長文が読めない理由とは

単語をたくさん覚えた

文法も勉強した

でも英語長文が読めない…。

なぜ、読めるようにならないのでしょうか?

くわしい理由はこちらをごらんください。

英文法の勉強は必要ないってホント!?

 

「英会話に英文法は必要ない!」

英語がペラペラな人が、よくいうセリフです。

「文法は試験のために勉強するもの」

「日本語だって文法を勉強しなくても話せるようになったのだから、文法の勉強はしなくていい」

そういわれると、もっともらしく聞こえてしまいますよね。

しかし、結論から言うと、英文法は英語をマスターするには絶対に必要です。

英文法というのは、英語のルールです。

文法という「ルール」に従って単語を並べることで、意味のある文章を作ることができます。

例えば、

I usually drink coffee after dinner. 「私はたいてい夕食後にコーヒーを飲む」という意味ですよね。

この文章を、文法のルールを無視して適当に並べてみます。

Coffee drink I after dinner usually.

「コーヒーが私を飲む???」

そんなことありませんが、単語の並ベ方が違うと、正しい文を作ることができません。

英語の使い方」がわからないので、英文をつくること(英作文)ができないし、英語を話すこともできないのです。

英語の使い方は、中学で勉強します。

むずかしい文法の勉強ではなく、基礎レベルが重要です。

しっかりとした基礎力があれば、「カン」が働くようになり、頭であれこれ考えなくても英語を理解し、使えるようになるのです。

高校受験や大学受験、学校の試験は、〇か×で判断されます。

間違いやすい問題を出して、「×」に誘導しているとしか思えません。

そのため、難しい文法問題を勉強してばかりいると、間違うことが怖くなります。

「間違ってはいけない」

この思いが、英語力を伸ばすチャンスを奪ってしまうのです。

英語の勉強が受験以外であれば、文法の勉強のやりすぎは逆効果になります。

中学レベルの文法をマスターできたら、実践的なトレーニングにシフトしていきましょう!

Simple English Magic 81/シンプルイングリッシュ

英文法は暗記するべき?

「英文法は丸暗記するもの」と思っている人が多いですよね。

学校でも「暗記しなさい」と言われるので「英文法は丸暗記するもの」と思ってしまいます。

しかし、ただ丸暗記していると、解けない問題が出てきます。

たとえば、関係代名詞と関係副詞の問題です。次の例文をごらんください。

①That is the house (where,which)I lived.

②This is the house(where,which)I visited.

 

①と②は、「where」と「which」のどちらが入るでしょうか?

先行詞は「the house」です。

場所を表すから、両方とも関係副詞の「where」だ!って思う人がとても多いです。

正解は、①はwhere、②はwhichです。

関係副詞の後ろには、「完全な文」が続きます。

関係代名詞の後ろには、「不完全な文」が続きます。

一見、①②のどちらも完全な文に見えますが、「live」と「visit」の使い方に違いがあるのです。

「live」は自動詞です。

目的語がなくてもOKなので liveの後ろには何も必要ありません

「visit」は他動詞です。

他動詞は目的語が必要です

visitの後には何もないので欠けている文、すなわち不完全な文なので関係代名詞が入るのです。

丸暗記では、「どうしてそうなるのか」という理由がわかりません。

根拠がわからないと、同じような問題で引っかかってしまうのです。

「なぜそうなるのか」という理由がわからないと、同じミスをずっと繰り返すことになります

文法は、単なる丸暗記ではなく、しっかりと理由を理解する必要があります。

ルールが納得できれば、大量に暗記しなくても、英語を理解することが出来るようになるのです。

文法を勉強するときは、「カン」で問題を解くのではなく、解説をしっかり読んで「理由」を理解するようにしましょう。

文法の学習は長期間やってはいけない!?そのワケとは

文法の参考書は、どれも分厚いものばかりです。

これを全部勉強するとなると、かなりの時間が掛かります。

悲しいかな、文法書で勉強しただけでは、文法問題に挑戦しても思うようには解けません。

むずかしい文法問題が解けるようになるには、時間をかけて何度も問題集を繰り返し勉強する必要があるのです。

しかし、むずかしい文法は、本当に必要なのでしょうか?

大学受験など、ごくわずかな機会だけしか「難問」に出合うことはありません。

その上、むずかしい文法ほど、文法のルールが細かくなってきます。

細かいことにとらわれすぎ、もっと大事な根本的なところを見失ってしまうのです。

大切なことは、英文を聞き取り、読めること。

そして、自分で英文をつくり、話すことです。

どこにも、問題集にある「難問」のような文法は必要ないのです。

文法の勉強は、時間をかけて難問に取り組む必要はありません。

しっかりとした基礎力があれば、応用も出来るようになるからです。

文法の勉強で大切なことは、基礎の徹底です。

基礎を短期間で集中してマスターすることが、英語力をつけるコツです。

新しい製品を使うとき、じっくり時間をかけてマニュアルを読むことはしませんよね。

必要なことが理解できたら、実際に使い始める。

わからないことがあれば、またマニュアルを読む、というのがいちばん効率の良い方法ではないでしょうか?

英文法は、英語の「トリセツ」のようなもの。

はじめに、短期間で基礎を押さえてしまうのが、英語力をアップさせるコツなのです。

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3カ月でマスターできる英文法学習法の具体的な方法とは

英文法は、短期間で集中して勉強することが効果的であるとお伝えしました。

3カ月もあれば、じゅうぶんな基礎力をつけることができます。

具体的な方法をご紹介します。

①文法書は1冊にしぼる

あれもこれもと手を出すと、結局どれも中途半端になります。

クリアできないと、どうしても挫折感が増してしまいます。

問題集を選ぶコツは、「厚さが薄いもの」「シンプルなもの」「かんたんなもの」がオススメです。

1冊ですべて網羅しているものは、情報量が多いので理解するのが大変です。

分厚いので、やる気も失せてしまうでしょう。

シンプルなものは、必要最小限なことだけしか載せていないかもしれません。

しかし、余計な情報がない分、押さえるべきポイントがわかりやすいのです。

まずは、最重要項目を押さえ、それからレベルアップしていきましょう。

おすすめの問題集は、「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。」と「高校英文法をひとつひとつわかりやすく。」です。

シンプルでわかりやすく、イラスト入りなので記憶に残りやすいです。

文法書には珍しく音声付きなので、リスニングや音読に役立てることができます。

あっと言う間にやり終えることが出来るので、自信につながります。

文法の学び直しには、最適な問題集だと思います。

②理屈で覚える

英文法は、英語を扱うための「ルール」です。

スポーツも、ルールがわからないとゲームはできません。

英語も同じです。

文法を丸暗記していても、どうしてそうなるのかがわからなければ、使えるようにはなりません。

まずは、解説をしっかり読んで理解する。

そして、どうしてそうなるのかの理由を説明できるようにする。

丸暗記ではなく、理屈を押さえる

これが大切なポイントです。

③文法をアウトプットする

理解した文法を、今度はアウトプットします。

文法書にある例文を音読したり、ノートに書くなどして何度も練習しましょう。

音読することで、「理屈」で覚えたことが「感覚」で理解し使えるようになります。

何度も繰り返すことで、頭で考えなくても、反射的に言えるようになります。

ポイントは、その英文を音読する際、文字だけ見るのではなくイメージすることが効果的です。

ただ単に声に出して読むより、映像の力を借りたほうが記憶に残りやすくなります。

先ほどご紹介した、「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。」と「高校英文法をひとつひとつわかりやすく。」を使った勉強方法をご紹介します。

この①②③をまず1カ月かけて行います。

終わったら2周目をスタート。

1周目:1カ月で終了

2周目:14日で終了

3周目:14日で終了

と2周目以降は14日で進めていくイメージです。

これを繰り返すと3カ月で5周できます。

ひとつの参考書や問題集を5回前後できれば、理解度はかなり高まります。

実際に使いこなすまでのレベルになっているので、大学受験やTOEIC、英検はもちろん英会話もできるようなるでしょう。

はじめの1周は大変だと思いますが、2周目は少し楽になります。

3周目4周目は、もっと楽になりスピーディーに進めることができるようになります。

このころになると、わかるところが増え、勉強が楽しくなります。

全部やり切った時には、達成感でいっぱいになるので、自信がかなりついています。

英文法は一度マスターしてしまえば、何度もやり直す必要はありません

いま、英文法に集中し、一気に勉強を進めていきましょう。

さいごに

リスニングが速くて全然聞き取れない」

「英語長文を読むのに時間がかかる」

「長文問題を読み終わった後、内容が頭に残らない…」

そんな経験は、ありませんか?

英語が「読めない」「聞き取れない」原因は、英語の処理能力が遅いから。

英語を英語の語順のまま理解できないので、英文を読むスピードが遅く、聞き取ることができないのです。

学校の授業では、英文を日本語に訳して理解します。

英語と日本語では語順が違うので、英語を正しい日本語に訳すには返り読みが必要です。

たとえば、I play tennis.を日本語に訳す場合、英語の語順では、「①私は」「②する」「③テニスを」です。

日本語に訳すと「①私は」「③テニスを」「②する」と、単語の順番を変えなければいけないのです。

英文を読むとき、日本語に訳すには「返り読み」の作業をします。

そのため、目線を英文のあちこちに移動させなければいけないので、作業に集中しがち。

「英語長文を最後まで読んだけれど、内容が頭に残らない」というのは、「返り読み」の作業に集中して、意味を取る余裕がないからです。

この「返り読み」のせいで、英語長文が読めない人が大量に増えています。

リスニングが聞き取れないのは、何が原因でしょうか?

「ネイティブの速い音が聞き取れない」と思いがちですが、原因は「音」だけではありません。

音声を聞き取りながら、同時に頭の中で英文を日本語の訳している人が多いです。

英語を聞き取るだけでも大変なのに、頭の中で日本語に訳すなんて、ものすごく難易度が高いことをしています。

プロの同時通訳と同じようなことをしているのですから、パニック状態になるのは無理ありません。

どうして、リスニングも日本語に訳して理解しようとするのでしょうか?

それは、「返り読み」のクセがついているか

英語を読むときと同じように、リスニングでも返り読みのテクニックを使って日本語に訳すのがクセになってしまっているのです。

しかし、リスニングは一発勝負。

聞いた瞬間に理解しなければ、間に合いません。

日本語に訳していたら、リスニングのスピードについていくことはできないのです。

 

英語を英語の語順のままに理解する「英語脳」を身につけなければ、長文読解もリスニングもいずれ頭打ちになります。

英語脳がマスターできる勉強法と、おススメの教材については、こちらの記事をご覧ください。

英語脳を身につければ、英語を日本語に訳さずダイレクトに理解し、使えるようになります。

今までとは、まったく違う方法で、英語を読んだり、聞いたり、話したりすることができるのです。

ぜひ、英文法を頭に叩き込み、英語力を一気につけていきましょう!

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