例文暗記がもっとも効果的!正しい暗記方法を英語講師がくわしく解説します

 

こんにちは。英語講師のまのともです。

英語が話せるようになるには、例文を暗記することが効果的とよく言われます。

しかし、暗記するだけで本当に英語が話せるようになるのでしょうか?

実際に例文を暗記した人の感想を聞くと、「暗記してもぜんぜん英語が話せるようにはならなかった…」とがっかりする人がとても多いのです。

そこで、今回は英会話例文の正しい暗記方法と、暗記の効果をご紹介します。

「例文を暗記しても話せるようにはならなかった」という人は、間違った方法で暗記をしている可能性が高いです。

いくら努力しても、勉強方法が間違っていれば、残念ながら英語は話せるようになるにはなりません。

今から正しい暗記方法をマスターして、英語が話せるようになりましょう。

英語長文が読めない理由とは

単語をたくさん覚えた

文法も勉強した

でも英語長文が読めない…。

なぜ、読めるようにならないのでしょうか?

くわしい理由はこちらをごらんください。

【要注意】間違った英語例文の暗記のやり方とは?

英語の例文を暗記すれば、英語を話せるようになります。

暗記しても話せるようにならないのは、暗記方法を間違えているかもしれません。

間違った暗記方法とは、どのようなものでしょうか?

具体的にご紹介します。

1.英語の例文を丸暗記している

英文を丸暗記している人はとても多いです。

学校の英語の勉強は、とにかく暗記。

暗記すれば、できるようになると言われているのだから仕方ありません。

しかし、教材の例文をそのまま暗記するだけでは、英語を話せるようにはなりません。

基本的な英語のルール(文法)を理解していないと、正しい英語を話せるようにはならないのです。

「文法はいらない」という人もいますね。

文法は勉強しなくてもいい。

しかし、本当に文法がいらないのかというと、そういうわけではありません。

「英語の例文を丸暗記することで、自然に文法も覚えてしまう」

つまり、理屈で文法を理解するのではなく、感覚で文法が理解できるようになるというのです。

しかし、文法を勉強せずに感覚でマスターするためには、「大量」の例文を暗記する必要があります。

ただひたすら、大量の英文を暗記していく。つらくないですか?

つらいので、挫折した人が本当にたくさんいます。

私も、挫折したうちの1人です。

何よりも、丸暗記の大きなデメリットは、応用が利かないということ。

応用とは、英文を自由に組み立てて、自分が言いたいことを表現すること。

つまり、丸暗記では、英語が話せるようにはならないのです

わたしは、高校・大学受験塾で英語講師をしています。

その経験から、語学をマスターするパターンは、大きく2つに分かれていることに気がつきました。

ひとつは、「見よう見まね」でなんでもマスターしてしまう人。

もう1つは、基礎からしっかり学び、徐々に力をつけていく人です。

圧倒的に、後者が多いのではないでしょうか?

見よう見まねでマスターする人は、いきなり実践からスタートします。

はじめは、訳が分からなくても、経験をしながら「感覚」でつかんでいくのです。

あっという間にマスターしてしまう天才タイプ。

英文の丸暗記で英語が話せるようになった人は、このような天才タイプが多いのです。

2.暗記した例文を忘れてしまっている

がんばって例文を暗記しても、時間が経てば忘れてしまいます。

「単語を一生懸命覚えたのに、すぐに忘れてしまう」という経験ありませんか?

せっかく覚えても、復習をしなければ、どんどん忘れてしまいます。

英語の例文を全部暗記しても、覚えた後も繰り返し復習する人は、あまりいないのです。

くり返し勉強しなければ、短期記憶のままです。

テスト前の一夜漬けの勉強と同じで、覚えたことをすぐに忘れてしまうのです。

「あれだけ暗記したのに、英文がでてこない」

これは、暗記した例文が長期記憶になっていない可能性が高いです。

せっかく覚えたのに、短期記憶で終わってしまってはもったい。

何年たっても忘れないようにするには、何度も繰り返し復習をすることが必要です。

 

3.使わない例文を暗記している

言葉は自分の気持ちを伝えるための道具です。

自分にとって必要な例文でなければ、いくら丸暗記しても使えるようにはなりません。

ふだん、日本語で話すとき、感情が全くない会話をすることはないですよね。

会話すべてに、嬉しい、悲しい、楽しい、辛い、憎い、など感情がこもっているはずです。

「丸暗記」は、淡々とこなす作業になりがちです。

実際に会話で使えるいい例文なのに、学校の勉強と同じように機械的な暗記をしていたら「つまらない」と感じます。

「つまらない=必要ないもの」と脳は判断し、せっかく覚えても頭の中に残らず、すぐに忘れてしまうのです。

せっかく勉強しているのに、全部忘れてしまうなんてもったいないですよね。

また、自分に必要のない英文まで丸暗記している人もたくさんいます。

ぜったい、使わないと思えるような構文ですね。

たとえば、クジラ構文」

A whale is no more a fish than a horse is.

「クジラは馬でないのと同様に、魚ではない」

受験生を苦しめたナゾの構文です。

「結局何が言いたいの?」と不思議ですよね。

これ、このまま丸暗記しても絶対に英会話では使えません。

どうやって使っていいかわからないし、気持ちを込めて話せる文章ではないのです。

英語が話せるようになるには、まずは自分が覚えたいと思える英文を覚えるようにしましょう。

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英語が話せるようになる「正しい例文の暗記方法」とは

英語が話せるようになるには、正しい方法で暗記する必要があります。

では、正しい暗記方法とはどのようなものなのでしょうか?

具体的にご紹介します。

1.自分が使いたい表現を暗記する

英語が話せるようになるには、「外国人と気持ちが通じ合えるようになりたい」という気持ちが大切です。

例文をみて、感情がわかないものより、「使ってみたいな」と思える例文を覚えましょう。

英文と感情をつなげることがポイントです。

どういう英語が話せるようになりたいですか?

子育て中のママなら、ふだん子どもやママ友と話している会話が英語で話せたらいいなと思いませんか?

「ごはんできたよ」「今日もがんばったね」「最近○○が流行ってるんだって!知ってる?」などなど。

自分が英語を話しているイメージがどんどんわいてくるので、ワクワクしますよね。

このワクワクする感情がとても大切です。

しかし、例文にはリアリティがないものが多いです。

その場合は、例文の単語を入れ替えて、自分が話したい英文に変えてみましょう。

先ほどご紹介した「クジラ構文」です。

A whale is no more a fish than a horse is.

「クジラは馬でないのと同様に、魚ではない」

この例文をみても、ワクワクしません…。

しかし、ネイティブはふつうに使っています。決して試験のために覚える構文ではないのです。

どういう場面で、使うことができるのでしょうか?

一億人の英文法」の著者である大西先生が、とてもわかりやすい表現を教えてくれています。

That is no more a Rolex than this plastic toy watch!

訳「あれはロレックス(高級腕時計)なんかじゃないよ!」

この文のポイントは、thanより前です。

「全然違うよ!」それがこの文のメッセージ。

強烈な否定文なんですよ。

than以下はおまけ。それがどれほどとんでもないことかを、あり得ないことを引き合いに出して述べているにすぎません。

直訳すれば、「このプラスチックのおもちゃの時計以上にロレックスなんてことはないよ」。

おもちゃの時計はロレックスじゃありませんからね。当然、「全然ロレックスなんかじゃない」という意味になるわけ。

あり得ないことを引き合いに出している分、ただThat is not a Rolex(あれはロレックスじゃない)と言うよりも、はるかにパンチの効いた表現となっているのです。

一億人の英文法」より

なるほど!って思いませんか?

こういう使い方をするんだって理解できたら、この例文を使ってみたくなりますよね。

このように、自分が「つまらない」と思う例文は、単語を入れ替えることで、ぐっと自分が興味が持てる英文になるのです。

使ってみたい例文なら、気持ちをこめて暗記できる。

ちょっとした工夫で、丸暗記は楽しくなるのです。

 

2.ネイティブの表現にこだわらない

注意して欲しいのが、「ネイティブがよく使う表現」の丸暗記です。

スラングやブロークンな表現は、話す相手が「ものすごく仲のいい友達」に限定されてしまうので、実際に使える機会が少ないです。

また、ネイティブがよく使う表現は、相手によっては失礼になる表現もあります

わたしたち日本人にとっては、ネイティブのニュアンスは分からないことが多いです。

相手を不快にさせたり、自分の品格を落とすこともあるので注意しましょう。

日本語を勉強している外国人は、ていねいな言葉を話しますよね。

ていねいに話せば、誰もが好感を持つはずです。

「水ちょうだい」より「お水を頂けますか」の方が、気持ちがいいです。

Simple English Magic 81/シンプルイングリッシュ

 

3.声に出しながら覚える

alt="リスニングする女性の写真"

暗記した例文を長期記憶に変えるには、何度も繰り返し練習をする必要があります。

長期記憶に変えるには、音声を使うのが効果的。

必ず、音声を聞きながら覚えるようにしましょう。

さらに、自分でも発音することが大切です。

何度も音読すれば、暗記しようとしなくても自然に例文を覚えることができます。

その上、音読は口から英語を「アウトプット」する練習になります。

音読を続けると、自然に口から英語が出てくるようになるのです。

ただ音読するのではなく、自分が実際にその英文を話しているシーンをイメージしながら音読すると効果的。

実際に使おうと思って暗記・音読すれば、例文はスラスラと覚えることができます。

楽しそうに英語を話している自分自身をイメージしながら、どんどん練習していきましょう。

 

まとめ

今回は、英語の例文の暗記方法についてお伝えしました。

暗記というと、学校英語の悪いイメージしかありませんが、正しい方法で覚えればこれほど効果的な学習方法はありません。

大切なことは、機械的な丸暗記はしないこと。

試験勉強のような丸暗記ではなく、自分が使いたい英文を暗記することが大切です。

外国人の方々と、何を話してみたいですか・

「旅行で現地の人たちとコミュニケーションしたい」

「外国人の友達をつくって趣味を一緒に楽しみたい」

自分が英語をつかってやりたいことがハッキリすれば、どんな内容の例文を覚えればいいのかも見えてきます。

英会話とひとくちにいっても、話題は無限にあります。

まずは、テーマを絞って、例文を暗記することが英語を話す近道です。

実際に英語を話しているイメージができるよう何度も例文を繰り返し声に出して練習しましょう。

さいごに

「ネイティブの会話が聞き取れない」

「英語では言いたいことの半分も言えない」

「オンライン英会話がだんだん苦痛になってきた…」

そのような経験はありませんか・

英語が話せない原因は、「話す練習が足りないから」と言われています。

だから、英会話教室やオンライン英会話が大人気。

入会者がどんどん増えています。

しかし、入会する人が増える一方で、退会者も増えているそう。

「結局英語が話せるようにはならなかった」と辞める人が後を絶たないのです。

話す練習をしているのに、なぜ話せるようにならないのでしょうか?

それは「機械的な丸暗記が原因」です。

英語は、単語や構文など、覚えなければいけないことが多いですよね。

高校受験・大学受験で、大量の英文を丸暗記した人が多いはず。

それなのに、英語が話せる人がほとんどいないのです。

英会話は、「自分の想いを英語で伝えること」です。

受験勉強で暗記した難しい文法や単語は、英語を「読む」ために必要なもの。

話し言葉ではありません。

ネイティブの会話は、中学レベルの英語がほとんどです。

話すために必要なのは、基礎レベルの英語だけでじゅうぶんなのです。

しかし、中学レベルの英文を「暗記」したり「音読」するだけでは、話せるようになりません。

話すには、ネイティブのスピードについていける「高速処理能力」を身につけることが必要なのです。

「高速処理能力」を身につけるには、どうしたらいいのでしょうか?

詳しい勉強方法や、おススメの教材については、こちらの記事をごらんください。

あなたの英語力がアップして、本来の輝く自分を取り戻すことができるよう応援しています!

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