【歌で学ぶ英語勉強法】子供だましだとバカにしていたらものすごく効果があって驚いた話

こんにちは。英語講師のまのともです。

「英語がなかなか覚えられない」という経験はありませんか?

英文を覚えないと、英会話ができるようなりません。

学校の英語の試験も、暗記が命。

英文が覚えられないと、テストでいい点数を取ることができないのです。

暗記、暗記、暗記!…疲れますよね。

英語の勉強に疲れてしまったときにオススメなのが「歌」を使った勉強法。

歌を使えば、英語は簡単に覚えることができます

しかし、やり方が大事!

単に歌うだけでは、勉強の効果が低いのです。

そこで今回は、歌を使った正しい勉強方法をご紹介します。

過去に「歌で勉強して挫折した」という方にも、ぜひ読んで頂きたいです。

では、さっそくはじめましょう!

英語長文が読めない理由とは

単語をたくさん覚えた

文法も勉強した

でも英語長文が読めない…。

なぜ、読めるようにならないのでしょうか?

くわしい理由はこちらをごらんください。

英語を歌で勉強するメリットとは?

子どものころよく歌っていた歌や、昔よく聞いていた歌のフレーズが、今でもよく覚えているってことがありませんか?

がんばって覚えたわけでもないのに、今でも記憶に残っているのです。

実は、歌には「記憶しやすい」という大きなメリットがあります。

英語学習では、歌が教材としてよく使われますが、このメリットが上手く使われているのですね。

他にもメリットがたくさんあるのでご紹介します。

 

1.英語嫌いにならない

歌は、「勉強」に対する心理的なハードルを低くする力があります。

わたしたち日本人は、「学校英語」にうんざりしています。

テストでいい点数を取る、高校・大学受験で合格するのが「学校英語」の目的。

英語の勉強が、楽しいと思えるはずがありません。

しかし、歌を使って英語の勉強をしたらどうでしょうか?

まず、勉強している感覚がなくなります。

机で黙々とやることが勉強だと思っているので、歌を歌っているときは勉強していると感じなくなるのです。

好きな歌を口ずさんているとき、「難しいなあ」と悩むことはないですよね。

「英語は難しい」

歌は、そんな苦手意識をなくすことができるのです。

苦手意識をなくすことができれば、英語力はぐんとアップします。

リラックスして英語に触れるのが、英語をマスターするための近道。

英語が「好き」に変われば、そこからは一気に英語力がついていきます。

 

2. 楽しく英語の音をマスターできる

歌には、メロディーがあります。

リズムのある歌は、聞いているだけでノリノリになってきます。

英語はリズムの言語ってご存じですか?

I wanted to talk to him again.

この英文は、赤字のところを強く発音します。

赤文字以外は、弱く発音します。

英文には、強く発音するところと弱く発音するところがあるのです。

これが英語のアクセントです。

そして、赤文字のところはゆっくり発音し、それ以外は速く発音します。

速く発音したり、ゆっくり発音したりすることで、言葉にリズムが生まれます。

これが、英語のリズムです。

それに対して日本語は、どうでしょうか?

「私は彼ともう一度話したかった」

強く発音するところもないし、ゆっくり話すところもありませんよね。

日本語の音は、平たんなのです。

英語をマスターするには、リズム感を大切にする必要があります。

歌はリズムそのもの。

楽しく英語の音声的な特徴を、身につけることができてしまうのです。

ネイティブのような英語のリズムや発音をマスターする方法は、こちらの記事をごらんください。

3.単語や英文を覚えやすい

気に入った歌は、何度も聞いたり歌ったりしますよね。

「1度だけ聞いておしまい」、なんてことはないはずです。

英語を覚えるには、何度も何度も繰り返し勉強することが必要です。

けれど、「暗記作業」がどうしても苦痛なので、やる気が起きないのです。

その点、歌なら繰り返し聞くことができます。

何度も聞いているうちに、自然に英語のフレーズを覚えることができます。

聞きながら口ずさむことで、さらに記憶力がアップします。

子どもは、耳がとてもいいです。

文字を見なくても、聞いた歌詞を丸ごと覚えてしまいます。

お子さんのいる方は、お子さんが歌をどうやって覚えているのか観察してみてください。

また、ご自分が子どものころを思い出すのもいいでしょう。

小さいうちは文字が読めません。

読めないから、真剣に音を聞いています。

幼稚園では先生が歌うのを、ものすごく集中して聞いています。

そして、マネする。

テレビを見ている時も真剣。

ひたすら音を聞いて、聞いたことをそのままコピーする。

そうやって、子どもは音で覚えていきます。

英語学習の臨界期は、10歳前後と言われています。

10歳くらいまでの子どもは、耳から聞くだけで英語を覚え、ネイティブに近い発音さえもマスターしてしまうのです。

なんとも羨ましいですよね。

しかし、これは子供だけの特権ではありません。

大人でも、歌を使えば英語を覚えることは可能です。

歌なら、繰り返し聞くことができます。

何度も聞いているうちに、自然に英語のフレーズを覚えることができます。

歌を使った勉強は、覚えやすくて忘れにくいのです。

大人になると、記憶力に自信がないという人がとても多いです。

それなら、歌は最高の勉強法。

楽しく勉強できて、覚えたことが忘れにくい。

子どもも大人も楽しくできる勉強法なのです。

 

4.感情移入できる

歌は、リズムも大切ですが、歌詞も同じように大切ですよね。

思い出に残るいい歌は、人の心に響く歌詞が多いです。

歌を聞くだけで、泣いたり笑ったりできる。

歌にはものすごい力があります。

また、上手く歌うには、気持ちを込めることが大切ですよね。

演歌は感情移入しやすく、涙を流しながら歌う歌手もいるくらいです。

英語をマスターするには、感情移入も重要なポイントです

言葉は、自分の気持ちを相手に伝えるために必要な道具。

英語は、感情移入しないと覚えることができないのです。

英会話で会話文を覚えたいとき、ぜんぜん覚えられないことありませんか?

会話文の内容がつまらないものは覚えられません。

「この会話文、どこでつかうの?」という自分にとって不要な英文、ワクワクしない英文は、絶対に覚えられないのです。

しかし、歌は、人の心を動かすフレーズがたくさんあります。

「使ってみたい」と思わせる英文がたくさんあるのです。

感情を込めることができる英文は、確実に覚えることができ、何年たっても忘れません。

英語は、ただの暗記だけではマスターできないし、暗記は苦しいです。

ぜひ、歌を使って英語の勉強に挑戦してみてください。

 

よい歌とNGな歌の見分け方とは

では、さっそく歌を使った勉強方法を見ていきましょう。

まず、いちばん重要なことは、歌選び。

歌によっては、頑張って勉強しても効果が出ないこともあります

では、どんな歌がいいのでしょうか?

いくつか、ポイントをご紹介します。

 

1.わからない単語が多い歌はNG

「英語のシャワーを浴びれば英語がマスターできる」

ある有名な英語教材のうたい文句ですね。

しかし、意味がわからない英語を聞き続けるだけで、英語をマスターすることができるでしょうか?

英語は中学・高校で勉強しています。

だから、「あとは実践のみ。量さえこなせば聞き取れるようになる」と思う人がとても多いのです。

しかし、知らない単語がいっぱいで意味がわからない英語の歌を、何回聞いてもわかるようにはなりません。

歌で英語をマスターするには、知っている単語がたくさん入っていて意味がわかる歌を選ぶことが大切です。

歌詞を見て、「知らない単語がたくさんないか」「意味が理解できるのか」を必ずチェックしましょう。

 

2.自分に合っている歌、好きな歌を選ぶ

英語学習に向いている歌があります。

たとえば、マザーグース

英語圏の子どもが、よく歌う曲です。

日本でいう、童謡ですね。

子どもに英語を触れさせるために、マザーグースがよく使われます。

ときどき、大人用の教材にもマザーグースが入っていることもあります。

しかし、大人が子ども向けの歌で楽しく勉強できるでしょうか?

日本人はまじめなので、勉強のためなら興味がなくてもマザーグースで英語の勉強をするのです。

実際に、私も大人になってからマザーグースで英語の勉強をしたことがあります。

感想としては、「ぜんぜんおもしろくない…(=_=)」

歌詞も興味がわかないし、感情移入ができない。

「単なる教材」としか思えず、まったく効果が出ませんでした。

この経験で、どんなにいい歌でも自分が興味ないものは「逆効果」だということがわかったのです。

結果を出すには、自分のお気に入りの歌、何度でも聞きたい歌を選ぶことが大切です。

 

3.聞き取りやすい歌を選ぶ

実際に聞いてみて、聞き取りやすい歌を選ぶことも大切です。

聞き取れないと、カタカナをふって覚えようとすることもあるでしょう。

しかし、これは逆効果です。

カナをふると、文字をみて歌を覚えようとしてしまいます。

文字を見ながら歌うと、聞くことに集中できません。

見ることに集中してしまうのです。

私は子供たちにも英語を教えているのですが、文字で勉強しようとすると、発音がおかしくなります。

いままで、ネイティブのような発音ができていたのに、とたんに日本語的な発音になってしまうのです。

英検を受けさせたい

小学校での英語の授業についていけるようにしたい

このような理由で、文字での学習を優先すると、聞く力やきれいな発音が台無しになってしまうこともあるので注意が必要です。

 

歌を使った英語勉強 実践編 

では、実際に歌を使った英語勉強法をご紹介しましょう。

1.歌を選ぶ

歌で英語を勉強する時の最重要ポイントです。

何度聞いても飽きない

簡単な単語が多く、意味がわかる歌

スラングがない

テンポが速すぎない(ゆっくりの方が聞きやすい)

はっきり発音している

このような点を参考に歌を選んでください。

私がおススメするのは次の曲です。

Let It Go

子どもも大人も、みんなが好きな歌です。

はっきり発音しているので聞き取りやすいし、歌いやすいです。

子どもも聞く歌なので、スラングなどの避けたい表現は一切ありません。

楽しみながら勉強できる代表的な歌でしょう。

 

Top of the World

カーペンターズの名曲です。

ゆっくりでハッキリと発音しているので、聞き取りやすいです。

カーペンターズの曲は英語学習に向いていて、実際にカーペンターズの曲を使って英語の授業をする学校もあります。

カーペンターズの曲は、どれも英語学習にぴったりです。

いろいろ聞いて、自分のお気に入りを見つけてください。

 

All My Loving

ザ・ビートルズの2ndアルバム「With The Beatles」(1963年) に収録されている曲です。

ビートルズの歌は、ゆっくりで聞き取りやすいです。

その上、中学英語の文法がたくさん出てくるので、英語の勉強には最高の教材です

歌詞はシンプルで、日常会話にも応用することができるので、英会話ができるようになりたい人はぜひ試してみてください。

Heal The World

マイケルジャクソンの曲で英語をマスターした人は多いですね。

Heal The Worldだけでなく、マイケルジャクソンすべての曲が英語の学習に向いています。

テンポがゆっくりな曲はもちろん、アップテンポな曲でも聞きやすいので、初心者でも無理なく英語の勉強することができます。

My Heart Will Go On

映画、タイタニックの主題歌です。

曲を聞いているだけで、タイタニックのシーンが思い浮かんできますね。

力強くも切なくなってしまいます。

セリーヌ・ディオンは、はっきりと発音するのでとても聞きやすいです。

歌っておぼえるらくらくイングリッシュ

こちらは、歌を使った英語学習教材です。

子ども向けですが、中学英語をマスターできるので、大人の英語初心者にもいい教材です。

子供向けの場合、歌が幼稚なことが多いのですが、この教材は大人が聞いても違和感ありません。

中学英語の文法を使ったフレーズがたくさん出てくるのですが、教科書的な表現ではなく自然なので、そのまま英会話に使うことができます。

私も、実際に使いました。

今は子供たちに英語を教えるときに使用しています。

ノリノリの曲もあれば、ジーンとする歌もあり、「ほんとに子供向け?」と感心できる教材だと思います。

 

2.聞くことに集中する

歌が決まったら、まず聞くことに集中しましょう。

この時点では、歌詞は見ません。

ひたすら音を聞くことに専念します。

3.真似をする

歌を聞きながら、聞こえた英語をそのまま真似します。

間違っていても、あやふやでも全然OK。

聞こえたとおりに真似をして歌ってみましょう。

この段階で、英語のリズムをマスターすることができます。

4.意味を調べる

ある程度聞き取れるようになったら、わからない単語の意味を調べ、内容を理解するようにします。

どんな内容なのかを理解できたら、歌のシーンを思い浮かべてください。

嬉しい、楽しい、悲しい、などいろいろな感情が沸いてきます。

意味がわかったら、気持ちを込めて歌ってみてください。

今までとは違って、生き生きと歌えるようになります。

感情がこもると、歌詞が覚えやすくなるので、ここから英語力がどんどんアップしていきます。

5.ディクテーションする

ディクテーションは、音声を聞いて、聞こえた英文を文字に書き起こすことを言います。

歌を聞きながら、聞こえたとおりにノートに書いてみましょう。

ディクテーションをやってみると、どこが聞き取れないのかがはっきりわかります。

スペルがわからない単語があったり、音は聞き取れるけれど何の単語なのかわからない時もありますよね。

そんな時は、とりあえずカタカナで書いてもOKです。

あとで、歌詞をみて正しい単語を確認しましょう。

6.何度も繰り返し練習する

わからない単語も確認し、聞き取れなかったところもクリアになりましたね。

ここまで来たら、あとは歌詞を見ないで歌えるようになるまで何度も繰り返し練習します。

1つの曲が歌えるようになったら、ほかの歌にもチャレンジしてみてください。

たくさん歌えるようになったら、英語の発音がとてもよくなります。

歌詞を覚えているので、文法も自然にマスターできてしまいます。

口から英語のフレーズが自然に出てくるので、英会話もできるようになります。

歌のメリットってスゴイですよね。

今回ご紹介した曲の他にも、いろいろ試してみてくださいね。

 

まとめ

alt="希望に満ちた女性"

英語をマスターするには、ある程度時間が掛かり、多くの人が途中で挫折してしまうのが現実です。

学校英語で英語が嫌いになり、「英語はむずかしい」と思っている人があまりにも多いです。

歌を使えば、楽しく英語を勉強できますよね。

ムリな暗記ばかりの勉強ではなく、楽しく勉強を続けてほしいと思います。

英語ができるようになったら、楽しいことしかありません。

メリットしかないのです。

ぜひ、今回ご紹介した方法を試してみてください。

きっと、数か月後には、英語力が見違えるほどアップしているはずですよ。

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