たった3カ月の英語音読で驚きの効果が続出!その理由を英語講師がくわしく解説します

高校・大学受験塾で英語講師をしている「まのとも」です。

効果的な英語の学習法で、必ず聞くのが「音読」。

「音読って本当に効果があるの?」って思う方が多いのではないでしょうか?

生徒の太郎くん

音読なんか小学校の宿題でさんざんやったよ。でも役に立ったとは思えないよ

効果を感じることはなく「やらされていただけ」と感じている人がとても多いです。

英語講師まのとも

しかし、実は、音読はとても効果が高い学習法なのです。

私の生徒さんにも音読をやってもらっていますが、その効果に驚き、一気に英語好きになってしまった人もいます。

しかし、音読は、やり方が重要。ただ文章を読むだけでは、効果はありません。

やり方を間違えてしまうと、せっかく頑張ったのに「全く効果なし」という残念な結果になってしまうのです。

そこで、英語講師まのともが、生徒さんに教えている音読の方法をご紹介します。

今まで英語の音読をやったことのない初心者の方はもちろん、「音読経験があるけれど続かなかった…」という方にも知って頂きたい方法です。

ぜひ、最後までお読みくださいね。

英語長文が読めない理由とは

単語をたくさん覚えた

文法も勉強した

でも英語長文が読めない…。

なぜ、読めるようにならないのでしょうか?

くわしい理由はこちらをごらんください。

英語を習得するのに音読が効果的な理由

同時通訳の神様と多くの人たちに尊敬された、國広正雄さんの英語音読の本『英会話・ぜったい・音読』には、「効果が出る英語音読のノウハウ」がぎっしりと詰まっています。

國広さんは「英語習得の王道は音読」と述べ、自らの音読体験を通して、具体的な英語音読の方法を紹介しています。

英語を本当に身につけとうとするには、大脳の中に英語を理解するための基礎回路、すなわち「英語回路」を構築することが先決です。

英語回路ができていない段階で、知識を吸収しようとしても身につきません。

単語や構文などをいくら頭だけで覚えたとしても、実際の場面では使えないのです。

この基礎回路を身につける最も簡単で効果的な方法が「音読」です。

見たり読んだりといった受け身的な行為によって覚えることを「知的記憶」と呼びます。

それに対し、肉体の総器官を動かし、大脳の中の回路を経ること、つまりは感覚機能をフルに使うことによって覚えることを、「動作記憶」といいます。

物事を体得しようとするには、知的記憶を動作記憶に変えなければなりません。

『英会話・ぜったい・音読』

國広さんは、「英語回路を作るには、体で覚えるのがいちばん」とおっしゃっているのですね。

自転車は、乗り方を知っていても、実際に乗れるわけではありません。

何度も練習して、「体で」乗り方を覚えることが必要です。

しかし、いちど体で覚えてしまえば、スイスイ乗りこなすことが出来るようになります。

しかも、何年たっても乗り方を忘れるということはありません。

英語学習も、これと全く同じです。

文法や単語を「知っている」だけでは、使いこなせません。

使えるようになるで、何度も練習して体で覚える。

その具体的な方法が「音読」なのです。

音読するのに効果的な英語教材とは

英語の音読は、やり方を間違えると効果が半減、いやそれどころかほとんど効果なしという結果に終わってしまいます。

では、どういう方法が正しいやり方なのでしょうか?

結論から言うと、「意味が分かる英文を音読する」ということです。

例えば、学校で使っている英語の教科書。

習っていないところは、理解できていない英文が多いですよね。

しかし、習ったところなら、ほとんど理解できていると思います。

その、理解できている文を音読することで、効果が出るのです。

短い文章やかんたんな会話文より、適度の長さがあり、文法がしっかりした英文の方が効果的です。

私が塾で個別指導する際に使っている音読テキストは、「英会話・ぜったい・音読」シリーズです。

入門編、標準編、挑戦編があります。

現在のTOEICのスコア教科書のレベルお勧めの教材
470点までの人中学校1・2年英会話・ぜったい・音読 【入門編】
470点から600点の人中学校3年英会話・ぜったい・音読 【標準編】
600点以上英語Ⅰ(高校)英会話・ぜったい・音読 【挑戦編】

私は、生徒さんのレベルを見て、テキストを使い分けています。

『英会話・ぜったい・音読』に掲載されている英文は、実際に中学や高校で使用している教科書からピックアップしています。

教科書だと何だかつまらなそう…というイメージがあるかもしれませんね。

しかし、意外とおもしろい。

英語を勉強しながら、いろいろな情報を得ることができるのです。

学校で使う教科書だから、教材としては優秀。

重要な文法や語彙もしっかり含まれているので、効率よく練習することができます。

私自身も『英会話・ぜったい・音読』の3冊を使って音読し、英語回路を身につけました。

入門編からスタートしましたが、簡単すぎるということはありませんでした。

黙読ではスラスラ読めるけれど、音読はつっかえて読めないところが意外に多くあったのです。

「こんな英文も音読できないのか…」とがっかりしたのを覚えています。

スラスラ読めないのは、「発音の仕方がわからない」「文法力が不足している」が主な原因ですが、私の場合は文法力が不足していました。

文法をたんに「知っている」という浅いレベルだったので、速いスピードで読みこなせるほどの力がなかったのです。

文法を使えるレベルに上げるには、かんたんな英文からはじめることが効果的です。

これから音読を始めたいと思っている方は、中学英語からスタートすることをおススメします。

 

どのように音読すればいいの?

では、具体的にどのように音読をしていけばいいのでしょうか?

私は『英会話・ぜったい・音読』に紹介されている方法を実践しました。

内容は以下の通りです、

①音声を聞き内容を推測する

②音声を聞きながら音読する

③テキストを精読し、内容を理解する

④自力で音読する

⑤音読筆写する

⑥もう一度音声を聞き、内容を推測する

このようなトレーニングをします。

具体的な実施回数も紹介されているので、詳しくは『英会話・ぜったい・音読』をご覧ください。

このトレーニング方法で注目してほしいのが、「聞いて理解する」ということです。

①の「音声を聞き内容を推測する」では、テキストは見ません。

音だけで内容を理解します。

理由は、「正しい発音やリズムを身につけるため」です。

音を聞かないで音読をすると、間違った発音のまま覚えてしまうこともあります

私の生徒さんたちも、入塾したての頃は、正しい発音ができていないことが多くありました。

授業でリスニングを重視している学校は多くないので、仕方がないかもしれません。

しかし、このテキストで音読を続けているうちに、発音がきれいになり、リズムに乗って音読できるようになるのです。

まずは音を聞いて内容を推測する。文字を頼らない

これをしっかり守ってトレーニングしたいですね。

②の「音声を聞きながら音読する」これも大切なトレーニングです。

ここで、「音」と「文字」を一致させます。

リスニングで聞き取れない単語、ありますよね。

あとでテキストを見てびっくり。知っている単語だったという経験はありませんか?

音声を聞きながら音読することで、ズレを直し、文字と音を一致させることができます。

そして、音を聞きながら音読することで、「ネイティブと自分の声のズレ」が分かります。

自分の発音、アクセント、イントネーションが、正しい発音とずれていることに気づき、音声の真似をすることで、ネイティブの発音に近づくことができるのです。

はじめは、音声と同じようには音読できないかもしれません。

しかし、何度もやっているとできるようになります。

音読できるようになると、リスニング力がアップします。

今まで聞き取ることができなかったリスニングが、分かるようになるのです。

これは、「正しく発音できる音は聞き取ることができる」という法則によるもの。

音声を聞きながら音読することにより、正しい発音ができるようになる。

これは嬉しい音読効果でしょう。

 

英語を音読することで得られる効果とは?

英語を音読することで、発音がよくなる、リスニング力がアップするとお伝えしました。

ここでは、もう少し具体的にご紹介しますね。

①発音がネイティブのようになる

音読は、音を聞きながらトレーニングします。

ネイティブの音をまねしながら読むので、練習を重ねるうちに発音がよくなります。

アクセントやイントネーションもまねして読むので、リズムある英語を話すことができるようになるのですね。

私のある生徒さんは「発音が上手くできない」と自信なさげでした。

スラスラ読めるのですが、音が日本語のようにフラットになってしまうのです。

この生徒さんには、発音のレッスンをしてもらうことにしました。

しかし、授業時間の都合上、発音はあまり進めることができなかったのです。

この前、久しぶりにテキストの音読をお願いしたところ、リズムある英語が言えるようになっていたではありませんか!

これは、まさに音読効果。

発音の勉強をすることなく、音読だけできれいな発音になっていたのです。

これは、私も正直驚きました。

音読の効果は、思った以上にすごいです。

 

②速読できるようになる

音読を続けていると、速読ができるようになります。

これは、テクニック的なことではありません。

英文を読むスピードが上がるということです。

英文を読むとき、「後ろから訳し上げる作業」をしていませんか?

いわゆる「返り読み」です。

英語と日本語では、単語の語順が違います。

I play the piano.

私は ピアノを 弾きます。

I play the piano.を英語の語順通りに日本語に当てはめると、

私は 弾きます ピアノを

になります。

英語の語順通りに読んでいたら、日本語に訳すことが出来ません。

英文の後ろから訳し上げる必要があるのです。

学校の授業での、英文和訳はすべてこの方法です。

しかし、英語の語順を無視して、目線をあちこち移動させて日本語に訳していたら、英語は絶対に速く読めるようにはなりません。

どこを読んでいるのかわからなくなり、理解するのに余計に時間がかかります。

英文を速く読むには、日本語に訳さず英語の語順通りに理解することが大切。

それには、音読が効果的です。

音読は、英文を「強制的に」頭から読み進めていきます。

意味を理解するために、目線をあちこちに移すことができません。

ひたすら英文を頭から音読することで、英語の語順に慣れることができるのです。

英語の語順に慣れると、後ろから読み返さなくても内容が理解できるようになります。

これは、「英語を英語のまま理解できるようになる」ということ。

返り読みをしないので、英文を読むスピードが速くなるのです。

これができるようになった時の感動、私は今でも覚えています。

和訳せず、英語のまま理解することができるのです。

読んで理解できるのなら、音を聞いても理解できそうですよね。

そうなんです!

音読をすると、リスニングでも大きな変化が起こるのです。

音読の効果の3つ目は、「リスニング力がアップする」です。

 

③リスニング力がアップする

なんと、音読のおかげで、リスニング力もアップするのです!

音読は、英語を英語のまま理解できるようになります。

ということは、読んでも英語のまま理解できるし、聞いても英語のまま理解できるようになるのです。

リスニングこそ、英語の語順通りに理解できないと、内容を理解することができません。

読む作業は、わからなければ何度も読み返すことができます。

しかし、リスニングは一発勝負

1回聞くだけで、内容を理解しなければいけません。

私は、リスニングができず、悩んでいるときがありました。

音は聞き取れるのですが、内容が理解できないのです。

「聞き取れるのに、内容が理解できないってどういうことだろう」

リスニングの訓練をいくらしても、解決できない問題でした。

しかし、音読するようになって、劇的な変化が起こったのです。

TOEICのリスニング問題、内容が理解できずいつもカンで答えていましたが、はっきり分かるようになったのです。

音も聞き取れ、内容も英語のまま理解できます。

リスニング音声のスピードと、同じ速さで意味が理解できるようになりました。

これには、本当に感動しました。

英語の語順通りに理解できるようになったからこそ、リスニング力がアップしたのです。

音読でリスニング力がアップするのは、塾の生徒さんでも実証済みです。

時間が足りなくて、授業内でリスニング対策ができないこともあるのですが、音読をしている生徒さんは、自宅での音読だけでリスニング力がアップしているのです。

これには、さすがに驚きました。

聞き取る力がついているので、あとはテクニックを教えるだけです(^▽^)/

リスニングで悩む人は多いですよね。

「リスニング力をつけるためには聞くことがいちばん」とひたすら英文を聞き続ける人が多いです。

かつての私もそうでした。

しかし、英語を英語のまま理解する「英語回路」ができていないと、「いくら聞きまくっても効果がない」ということが、よくわかったのです。

音読は、

・発音がよくなる

・速読できるようになる

・リスニング力がアップする

こんなに効果があると、やらなくては損ですよね。

まずは、だまされたと思って挑戦してみてください。

だいじょうぶ。必ず、効果は出るので損はしません。安心してください。

 

音読をより効果的に行う方法とは

 

音読をしていても、意味がすぐに理解できないこともありますよね。

ちょっと長い文章になると、英語の語順のまま理解するのは、難しくなります。

そのようなときは、意味のまとまりごとに区切って読む方法を取り入れるといいです。

例えば、

A woman / standing there / is my sister.

「女性 / あそこに立っている / 私の姉です」

これはスラッシュリーディングといって、文の構造を理解しやすいように区切る方法です。

このように区切って読むと、分かりやすくなりますよね。

私も長文読解の授業では、スラッシュリーディングを取り入れています。

生徒さんの理解度が高くなり、長文が読めるようになっていきます。

学校や塾の授業でスラッシュリーディングを実践してもらえるとよいのですが、独学の場合は、自分でやらなければなりません。

スラッシュを自分で入れるのは、意外に面倒。

はじめのうちは、どこに入れていいのかわからない人も多いです。

そんな時は、音声を聞いてスラッシュを入れる方法もあります。

英語の音声を聞いて、どこで話し手が息継ぎをしているのか注目してください。

よーく聞いていればわかります。

その息継ぎをしているところに、スラッシュを入れるのです。

ネイティブスピーカーは、ただ早口で英語を話しているわけではありません。

文章の意味が区切られる場所で、息継ぎをしているのです。

意味のかたまりごとに、息継ぎをするのですね。

音声での話者が息継ぎをしているところにスラッシュを入れ、話者をまねして同じタイミングで息継ぎをする。

これを続けていると、自然に意味の塊を理解しながら音読できるので、英文の内容を理解しやすくなるのです。

意味のかたまりが耳で聞いてわかる

これは意外な発見ですよね。

ネイティブの息継ぎをまねして音読すれば、リズム感もアップするので、さらにネイティブに近い発音が出来るようになります。

音読は、ネイティブの音声を聞きながらやるとさらに効果がアップします。

黙々と、音読しているだけではもったいないですね。

ネイティブの息継ぎまで注目して音読をする方法は、私の生徒さんにも実践してもらっています。

しっかり耳で聞いて音読するので、長文読解力はもちろん、リスニング力もアップし、なにより発音がネイティブみたいにかっこよくなりました。

学校では、絶対に教わることのない方法です。

ぜひ、試してみてくださいね。

「独学では音読はむずかしい」という方向けの教材

さきほど、音読にオススメのテキストをご紹介しました。

独学でどんどん進められる人もいますが、自分で学習計画を立てたり、毎日勉強を続けていくのがむずかしいといういう人もたくさんいます。

独学がむずかしい原因は、飽きてしまうから。

単調な勉強に飽きてしまい、続けていくのが難しいのです。

音読は、國広先生のやり方以外も効果的なやり方があります。

さまざまな音読トレーニングで英語力をアップする教材が『JJENGLISHエクササイズ』。

【100日間返金保証付き】JJENGLISHエクササイズ

筋トレのように音読トレーニングメニューがあり、鍛えたい目的別にトレーニングメニューがあるのです。

目指すレベルはTOEIC700点後半。

達成目標期間は、早い人で3カ月、半年あればじゅうぶんです。

音読のやり方が具体的なので、間違って自己流になってしまうことがありません。

具体的な音読方法は、こちらの記事でご紹介しています。

今までなかった音読法があるので、ぜひご自身の目で確かめてください。

 

まとめ

音読は、「ネイティブのように発音がよくなる」「速読ができるようになる」「リスニング力がアップする」など、嬉しい効果が期待されます。

少しずつでもいいので、毎日トレーニングすることが大切です。

しかし、つまらなかったら続きませんよね。

音読は、楽しみながら続けることがポイントです。

難しいものばかりやるのではなく、自分が興味が持てる英文で挑戦してみましょう。

続けていたら必ず結果が出ます。

焦らず、信じて実行していきましょう。

JJ ENGLISHエクササイズ