【初心者向け】大人のためのやり直し英語勉強法|まずやることは3つ!英語講師が解説します。

高校・大学受験塾で英語講師をしている『まのとも』です。

大人になってから、英語を勉強をし直す人がとても多いですね。

転職に有利になるためにTOEICで高得点を取りたい

昇進のためにTOEICのスコアアップが必要になった

英語力をつけてレベルアップした人生を送りたい

など、趣味ではなく、本気で英語力をつけたい人も少なくありません。

しかし、いざ勉強するとなると、どうやって勉強していいのかわからない。

アプリやテキストも迷うほど多くあり、「結局どれがいいのかわからなくて、何から手を付けていいのか困ってしまう」という方が多いのではないでしょうか?

そんなあなたに、大人の初心者向けの勉強法をご紹介します。

塾の生徒さんも、らくらく結果を出すことが出来た方法です。

ぜひ試してみてくださいね。

 

英語長文が読めない理由とは

単語をたくさん覚えた

文法も勉強した

でも英語長文が読めない…。

なぜ、読めるようにならないのでしょうか?

くわしい理由はこちらをごらんください。

 基礎が大事っていうけれど「基礎」って何??

大人で初心者といっても、中学・高校で勉強しているので、6年間分の知識があります。

大学を卒業している方なら、10年間も英語を勉強していることになります。

むずかしい英文は理解できないけれど、基礎力くらいはあると思いますよね。

しかし、意外に基礎力がついていない方が多いのです。

私は塾で指導する際、中学の英文法の学びなおしから始めます。

大学受験をするのに、「中学から学びなおしだなんて…」とみなさん驚きます。

ですが、実際に中学の問題集をやってみると、解けない人が多いのです。

英語は、スポーツや音楽と似ています。

中学や高校の部活では、練習を毎日します。

ピアノやバイオリンなども、練習は毎日しないと上達しません。

楽器の練習やスポーツでは「基礎が大事」とわかるのに、なぜか英語は毎日勉強する人が少ないのです。

英語も基礎力が大事です。

何度も繰り返さないとマスターできないのです。

英語講師まのとも

掛け算の九九と同じように、何度も練習して長期記憶に落とし込むことが必要です。

掛け算の九九は、スラスラ言えますよね。

英語も、基本的な文章をスラスラ言えるように、何度も練習する必要があるのです。

大人が英語をやり直すために必要な勉強は、3つ!

単語」「文法」「発音」の3つを繰り返し勉強することが必要です。

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勉強より経験や慣れの方が早く英語をマスターできる?!

英語の勉強は「習うより慣れろ」といわれますよね。

日本語を流ちょうに話す外国人はたくさんいます。

日本のアニメを見て日本語を覚えたという外国の方は、とても上手に日本語を話すのでびっくりしますよね。

日本語の勉強をしたわけではなく、大好きな日本のアニメを何度も繰り返し見ていただけ。

まさに、「習うより慣れろ」で日本語をマスターしたのです。

そのほかにも、実践で日本語をマスターした外国人の方がいらっしゃいます。

 

私がダイビングのライセンスを取りにグアムに行ったとき、インストラクターはアメリカ人でしたが、日本語がとっても上手でした。

ダイビングの訓練もすべて日本語で指導し、発音もきれいでペラペラ。

日本人のお客さんが多いので、日本語が上手になったんだろうなって思っていました。

しかし、休憩時間になり、彼に話しかけると何だか様子がおかしい…。

話しかけても、不機嫌な顔をして返事をしてくれないのです。

「嫌われているのかな?」と思ったら、「日本語がわからない」というではありませんか!!!

「こんなに上手な日本語話しているのに、どういうこと?」と、状況が理解できませんでした。

彼は、本当に日本語ができなかったのです。

なんと、ダイビング実習で話していた日本語は、全部丸暗記したそうです。

訓練中、私たち生徒は彼の指示に従い、ずっと説明を聞いているだけです。

そこに「会話」はありません。

休み時間になれば、会話する機会があります。

しかし、そのインストラクターは、さっさと1人でコーヒーを飲みに行っていまいました。

休憩時間は、いつもひとりで過ごしていました。

仕事で日本語が話せればいいと思っていたのでしょう。

訓練以外は、日本語を全く話さないのです。

これらの事例を経験し、実践の場に身を置くだけでは、外国語が話せるようになるわけではないということがハッキリわかりました。

日本語が上手な外国人は、日本語を丸暗記しただけではありません。

覚えた言葉を使ってみたくてしょうがない!

好奇心が語学力をアップさせたのです。

日本語が上手な外国人すべてが、見よう見まねで言葉を覚えたわけではありません。

日本語学校で勉強して日本語をマスターする人もたくさんいます。

語学をマスターするには2つのパターンがあります。

実践や経験で英語をマスターする

先に基礎的な勉強をしてから英語力をつける

好奇心が人一倍旺盛な人は、実践型かもしれません。

しかし、一般的には、先に簡単な文法と単語をマスターしたほうが効率的。

基礎力は短期間でマスターすることができるのです

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英語の基礎力をつけるためにやることは3つだけ

ここまでで、英語の基礎力の大切さをお伝えしました。

では、基礎力をつけるには、具体的に何をすればよいのでしょうか?

文法、単語、発音

やることは、この3つです。

具体的な勉強方法をお伝えしますね。

文法の具体的な学習方法とは

文法は、中学英語のレベルをしっかり定着させることが大切です。

「読む」「聞く」「話す」「書く」のすべてに必要なのが、中学英語です。

市販の問題集はたくさんありますが、私がおススメするのは、

中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。」です。

「かんたんすぎる」と思うかもしれません。

しかし、このレベルの英語を使いこなすまでマスターした人はそれほど多くはないと思います。

この問題集は「問題を解いて終了」だけでは、基礎力はつきません。

私がおススメしている方法は、

解説を読み、問題を解く

音声を聞きながら英文を音読する

英文を暗唱できるまで何度も音読をする

この3つのステップです。

最終的には、

「日本語訳を見て、1秒以内に英文を言えるようになる」

ここまでを目指します。

これが出来るようになると、英語の瞬発力がつきます。

すぐに反応できるようになるので、

英語長文が速く読めるようになります。

リスニング力もアップします。

日本語に訳さず英語をダイレクトに理解できる力がついているので、英文がスラスラ読めるようになるし、リスニングも聞いた瞬間に理解できるようになるのです。

中学の文法だけで基礎力がかなりつきますが、TOEICや英検などの資格試験の場合やレベルアップしたい場合は、高校の文法も学習する必要があります。

高校の英文法で私のおススメの問題集は、

高校英文法をひとつひとつわかりやすく。」です。

高校の英文法となると、とってもむずかしくてウンザリしてしまいそうですね。

ですが、この問題集はとてもシンプル。すぐにやり終えることが出来ます。

問題の数や解説が多いほうが、より英語力がアップすると思われがちですが、必ずしもそうとは言えません。

情報量が多いと、大切なことを見失ってしまいがち。

勉強すればするほど、頭が混乱してしまうのです。

モノが多い部屋は、整理してもゴタゴタしていますよね。

いざというとき必要なものが取り出せません。

しかし、モノが少ない部屋はすっきりしていて、何がどこにしまってあるかがすぐわかります。

文法のテキストも同じだと私は思います。

まずは、大事なところだけをしっかりマスターすること。

文法に関しての勉強は、まずこの2冊を使えば大丈夫です。

解説を読み、問題を解く

音声を聞きながら英文を音読する

英文を暗唱できるまで何度も音読をする

3つのステップで学習することで、確実に英文法をマスターすることが出来るのです。

単語の具体的な学習方法

文法とともに大事なのは、単語です。

単語というと、受験を思い出して嫌な気持ちになる人がとても多いのですが、むずかしい単語を覚える必要はありません。

会話だけなら、中学で学ぶ単語だけで十分といわれています。

はじめは、中学レベルの単語の基礎的なものや、英検3級の単語で大丈夫です。

大学受験を経験した方でも、中学レベルの単語でも結構忘れていると思います。

単語は覚えてもすぐに忘れてしまいます。

覚えられないことにガッカリする必要はありません。

むしろ、開き直ることが大切です。

完璧を目指すばかり、100%覚えないと次に進めない人もいます。

しかし、1日で10個や20個の単語を完璧に覚えようとすると、1冊の単語帳を終えるのに1年以上かかってしまいます。

完璧に覚えても、次の日には半分以上忘れるので、いつまでたっても1冊の単語帳を終えることが出来ません。

単語は、1日に覚える単語の数を増やす方が効率的です。

忘れてもいいのです。

1日、50から100個の単語を覚えるようにしましょう。

英語講師まのとも

大切なことは、復習する回数を増やすことです

100個の単語を勉強したら、その日のうちに復習します。

時間が経てば経つほど、ドンドン忘れてしまうので、

忘れてしまう前に復習することがコツです。

単語を覚えるときは、必ず発音方法も確認しましょう

音声を確認せず、スペルと意味だけ覚える人が多いですが、絶対にNGです。

なぜなら、その単語の正しい発音方法を知らないと、リスニングで聞き取ることが出来ません。

文字と音が一致しないので、知っている単語であっても、聞き取ることが出来ないのです。

スペルを見ていると、なんとなく発音できてしまうので、音声を聞かなくても大丈夫と思ってしまいがちです。

音声を聞いて、正しい発音方法を確認すること。

実際に、自分でも発音してみることが大切です。

紙に書いて単語を覚える人が多いですが、書くのはあまりオススメできません。

書くには、とても時間がかかります。

手も疲れてくるので、単語の勉強が苦痛になってきます。

また、学校の授業のように単語テストはないので、正確にスペルを覚える必要がありません。

厳しく採点されることはないのです。

習慣って恐ろしいもの。

ついつい、学生時代と同じ方法で勉強しがちです。

大人になってからの英語の勉強は、楽しみながら勉強したいですよね。

覚えられないからとガッカリせず、気軽に取り組むようにしましょう。

発音の勉強は絶対に外せない理由

 発音も文法や単語と同じくらい大切です。

発音が悪くて通じないなんて、とてもショック。

ネイティブのようにかっこよく発音できたら、英語の勉強が楽しくなります。

発音の勉強は、ネイティブ並みの発音を手に入れるためだけではありません。

リスニング力を左右するほど、発音はとても大事なのです。

なぜなら、リスニングは、自分が正しく発音できる音しか聞き取れないから。

発音が悪いと、聞き取る練習をがんばっても、聞き取れるようにはならないのです。

発音の勉強は、独学ではむずかしいです。

口の形や舌の位置など、テキスト通りに練習しても、なかなかうまくいかないのです。

英語の発音でいちばん大事なのは、英語のリズムです。

英語は、日本語のように平たんではありません。

アクセントやイントネーションがあるのです。

リスニング教材の音声を何度も聞いて、マネをすることで発音はかなり上達します。

ポイントは、音声と文字を一致させること。

中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。」の勉強方法で、音声を聞きながら音読しましょうとお伝えしました。

音声を聞きながら音読する(テキストを見ながら)ことで、英語の音声変化に気づくことが出来ます。

音声変化とは、単語同士の音がくっついて音が変化すること。

ネイティブは、単語をひとつひとつはっきり発音しません。

言いやすいように音をくっつけて発音するので、音声変化を知らないとリスニングは聞き取れないのです。

check it out」は「チェック・イット・アウト」ではなく、「チェケラゥ」と聞こえます。

「チェケラゥ」って単語あったっけ?と聞き取れなくても、テキストを見れば「音声変化が原因で聞き取れなかったんだ」とすぐに気がつくことが出来ます。

一度理解すれば、次は聞き取れるようになります。

そして自分でもマネして発音することで、発音がどんどん上達していくのです。

英語の発音の勉強法について、くわしくはこちらの記事もご覧ください。

まとめ

ここまでで、初心者レベルからやり直す大人の英語学習法をお伝えしました。

中学レベルの英文法と単語を学習し、音読する。

シンプルですが、絶大的な効果がある英語の学習法です。

独学で勉強する方法はいくつもありますが、「たくさんありすぎて何をやるべきかわからない」というのが、いちばん辛いかと思います。

今回ご紹介した方法は、シンプルで面白みがないかもしれません。

しかし、やった分だけ確実に力がつく勉強法。

努力が無駄にならず、結果がついてくるので、勉強がどんどん楽しくなってきます。

私が塾で教えている生徒さんも、この学習方法で共通テストのリスニング問題が理解できるようになり、リーディングのスピードもかなり上がりました。

基礎力をしっかりつけたからこそ、応用問題も解けるようになりました。

基礎力をつけることは遠回りのようですが、必ず結果を出すことができます。

芽が出るのを心待ちにして毎日水やりをするように、英語が上達するのを楽しみながら勉強していきましょう。

さいごに

リスニングが速くて全然聞き取れない」

「英語長文を読むのに時間がかかる」

「長文問題を読み終わった後、内容が頭に残らない…」

そんな悩み、ありませんか?

英語が「読めない」「聞き取れない」原因は、英語の処理能力が遅いから。

英語を英語の語順のまま理解できないので、英文を読むスピードが遅く、聞き取ることができないのです。

学校の授業では、英文を日本語に訳して理解します。

英語と日本語では語順が違います。

英語を正しい日本語に訳すには、返り読みが必要です。

たとえば、I play tennis.を日本語に訳す場合、英語の語順では、「①私は」「②する」「③テニスを」です。

日本語に訳すと「①私は」「③テニスを」「②する」です。

英文を頭から読んでいたのに、途中で目線を文の後ろに向けなければいけませんよね。

「英語長文を最後まで読んだけれど、内容が頭に残らない」というのは、「返り読み」の作業に集中して、意味を取る余裕がないからです。

「返り読み」のせいで、英語ができない人が大量に増えています。

リスニングが聞き取れないのは、何が原因でしょうか?

「ネイティブの速い音が聞き取れない」と思いがちですが、原因は「音」だけではありません。

「英語を英語の語順のまま理解する力」が足りないからです。

「返り読み」のクセがついているので、英文を1回で理解することができません。

まず1回読んで、それから文の後ろから読む。

意味を理解するには、少なくとも2回読むことになります。

しかし、リスニングは一発勝負。

聞いた瞬間に理解しなければいけません。

返り読みのクセがついているので、頭の中で日本語に訳して意味を理解しようとするのです。

英語の音を聞き取りながら、頭の中で和訳する。

頭の中で日本語の訳していたら、英語のスピードのついていけません。

英語を英語の語順のままに理解する「英語脳」を身につけ、日本語の訳さずに、ダイレクトに英語を理解できるようになれば、英語力は飛躍的にアップします。

英語脳をマスターするための勉強方法と、おススメの教材については、こちらの記事をごらんください。

英語長文がスラスラ読めて、ネイティブの会話も聞き取れるようになる感動を、ぜひ味わってほしいです。

英語ができる楽しさを、一日でも早く体感できるよう応援しています!

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